
外壁の塗装は、見た目をきれいにするだけでなく、雨や紫外線から外壁材を守る「保護膜」の役目をしています。塗膜が弱ると外壁材が水を吸い、ひび割れや反り、凍害(寒さによる外壁の傷み)につながります。宮城県・仙台市のお住まいの外壁塗装を、点検から仕上げまでご案内します。
こんな症状はありませんか?
- 外壁を触ると手に白い粉がつく(チョーキング)
- 外壁にひび割れがある
- 目地のシーリングが割れている・やせている
- 北側の壁にコケやカビが目立つ
- 前回の塗装から10年以上たつ
外壁塗装で大切な3つのこと
1. 塗る前の下地処理
塗装の持ちを左右するのは、塗料そのものより下地処理だといわれます。高圧洗浄で汚れや古い塗膜を落とし、ひび割れの補修やシーリングの打ち替えを済ませてから塗装に入ります。
2. 3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)
外壁塗装は、外壁材と仕上げの塗料を密着させる下塗りのあと、仕上げの塗料を2回塗り重ねるのが基本です。塗料ごとに決められた乾燥時間を守って重ねることで、必要な塗膜の厚みになります。
3. 外壁材に合った塗料選び
サイディング・モルタル・ALC・金属(トタン)など、外壁材によって合う塗料や下塗り材が変わります。同じ塗料でも、外壁材に合っていなければ早くはがれる原因になります。

外壁材ごとの特徴
| 窯業系サイディング | 現在の住宅で最も多い外壁材。塗膜の劣化に加え、目地のシーリングの傷みが同時に進むため、塗装とあわせて打ち替えるのが一般的です。 |
|---|---|
| モルタル | 職人が塗り仕上げた外壁。乾燥や地震でひび割れが出やすく、ひびの幅に合わせた補修をしてから塗装します。 |
| ALC | 軽量気泡コンクリートのパネル。水を吸いやすいため、防水性の高い塗膜で保護することが大切です。 |
| 金属系(ガルバリウム・トタン) | サビが出る前の塗り替えが長持ちのポイント。サビ落としとサビ止めの下塗りをしてから塗装します。 |
費用の目安
| 工事内容 | 費用の目安(相場) | 備考 |
|---|---|---|
| 外壁塗装(延床30坪前後・足場込み) | 70万〜110万円程度 | 塗料のグレード・外壁の傷み具合で変動 |
| 外壁塗装(延床40坪前後・足場込み) | 90万〜140万円程度 | 同上 |
| 外壁+屋根を同時に塗装(30坪前後) | 100万〜160万円程度 | 足場が1回で済む |
※一般的な相場の参考値です。外壁の面積・形・傷み具合・塗料・シーリングの量で変わります。正式な金額は現地調査のうえ、内訳を記載したお見積りでご提示します。
塗料ごとの価格と耐用年数の違いは「塗料の種類と選び方」、詳しい費用の内訳は「費用の目安」で解説しています。
宮城で外壁塗装をするときの注意点
宮城県は冬の冷え込みが厳しく、外壁が吸った水分が凍ったり溶けたりを繰り返すことで、表面がはがれる「凍害」が起きることがあります。また、沿岸部では潮風による塩害で金属部分がサビやすくなります。お住まいの地域や外壁の向きによって傷み方が違うため、点検では日当たりの悪い北面や、雨のかかりやすい箇所を重点的に確認します。
塗料の多くは気温5℃以下や湿度85%以上では塗装できません。冬場は工事できる日が限られるため、春から秋にかけての施工が中心です。冬のうちに点検・お見積りを済ませ、暖かくなってから工事する段取りもできます。
外壁・屋根の塗り替え、まずは診断から
「そろそろ塗り替えの時期?」「見積りの金額が妥当か知りたい」という段階でも大丈夫です。外壁と屋根の状態を確認し、写真つきで分かりやすくご説明します。
よくあるご質問
外壁塗装は何年ごとに必要ですか?
使われている塗料や外壁材、日当たりなどによって変わりますが、10〜15年前後がひとつの目安です。年数よりも、チョーキングやひび割れなどの症状が出ているかで判断するのが確実です。
工事中も家で普段どおり生活できますか?
はい、住みながら工事できます。足場の周りに飛散防止のシートを張るため、工事期間中は窓を開けにくくなる日や、洗濯物を外に干せない日があります。事前に日程をお知らせします。
工事は何日くらいかかりますか?
一般的な住宅で、足場の設置から解体まで2〜3週間程度が目安です。雨の日は塗装ができないため、天候によって日数が変わります。
色はどうやって決めればいいですか?
色見本は小さいと実際より暗く見えるため、A4サイズ程度の大きな見本で、屋外の光の下で確認するのがおすすめです。詳しくは「色選びのコツ」のページで解説しています。
